クラシックローズついに海を渡る!
私が活版印刷を始めた時から応援してくれているカナダ時代の友人から連絡があり、自分のウェディングの為にリンリンプレスでウェディングアイテムを作りたいとのうれしい報告がありました♪
カナダで初めて出会ったレタープレス(活版)ですが、ついに、日本で私が制作した作品が今度はカナダに渡ることになったんです☆
バンクーバーでの挙式で海外仕様の招待状なため、日本とは形式が違い、少し大きめの1枚ものです。基本的にはクラシックローズのデザインを使用しています。
印刷:活版1色 ブラウン
クラシックローズをカードの上と下の隅にあしらいました。
依頼されたのは、招待状でしたが、私からのお祝いでサンキューカードも同じデザインで作成してみました!
実は「Thank you」という言葉を除けば、挙式時の席札と同じ形なのです。
海外のウェディング招待状事情は日本と少し違うようです。
1つは、まず基本的に1枚ものの 表面だけに
文字で、
・新郎新婦の名前
・挙式日時
・挙式場所
など必要事項がすべて表記されています。
そして何かが違う・・・そう!出欠ハガキです。
英語では「wedding rsvp」と言います。
出欠ハガキもあるようですが、私の友人の場合はWEBでの出欠可否を
返答するというなんとも、現代的で効率的なものでした。
海外(この場合英語圏?)ではこんなサイトを簡単に作って
招待客にアクセスしてもらい、出欠をとるのがメジャーなようです。
プロフィールや写真も載せることができて、これを見ると挙式への期待がわきます。
http://sittinginatree.co/designs/
カナダ滞在時も、日本と比べ、無駄のない効率的な生活スタイルに感心していたのですが、ウェディングについても効率的です!日本でもこんなウェブサービスもが将来メジャーになるかもしれないですね。
ただ、逆にその無駄なような奥ゆかしさに「意味」を持たせるのが日本風なのかもしれません。
今回は、日本とカナダのウェディング事情でしたが、
全然違う国と比較してみるのも面白そうです。
面白い話があったらまた。